2026年2月現在の最新安定版であるVer 4.2(Corvus)環境における、最新のメタ情報を精査した全24種の「伝統(Traditions)」Tierリストです。
近年追加された「The Machine Age」や「Grand Archive」DLCの専用伝統を含め、現在のStellarisに存在するすべての伝統を網羅しています。
現在のメタは、「評議会・リーダー特化による強力なバフ」と「中盤以降の帝国規模(スプロール)の抑制」が非常に重要です。本記事ではこの最新環境を前提に評価・解説します。
🏆 伝統Tierリストの全体まとめ
代替伝統を含む全20種類の通常伝統と、アセンションパーク枠の特殊伝統のTier一覧です。
- S Tier(必須級・最強): 覇道、繁栄、国造り
- A Tier(非常に強力・優先度高): 発見、拡張、商業、不屈、才能
- B Tier(特定ビルド向け・中堅): 調和、同期、支配、多様性、適応、敵対、アーカイブ学、物流
- C Tier(環境的・システム的に不遇): 外交、政略、策略、家畜化
S Tier(どの帝国でも腐らない・必須級)
■ 覇道 中盤以降の拡張や防衛、そして終盤の危機対策として実質的な必須伝統です。艦隊許容量の増加、造船コストの削減、連射速度アップなど、軍事に関する全てが詰まっています。最終的にはどの帝国でも必ず埋めることになります。
■ 繁栄 最強の経済基盤を作る伝統です。建造物と区域の建設コスト・維持費を削減し、各種労働者の産出量をアップさせます。序盤から終盤までいつ取得しても強力で、内政を重視するなら最優先候補の一つです。
■ 国造り Ver 4.x以降のメタを定義する強力な伝統です。評議員の獲得経験値やアジェンダの進行速度を劇的に高めます。「強力な評議員を揃えて帝国全体のバフを重ねる」ことが圧倒的に強いため、この伝統の価値はトップクラスです。
A Tier(序盤の立ち上げや特定の特化に最適)
■ 発見 初手の最有力候補。調査速度が上がることで良質な惑星や異常現象をいち早く囲い込むことができます。研究力へのボーナスや、研究の選択肢増加も最後まで恩恵がある優秀な伝統です。
■ 拡張 序盤の陣取りゲームを制するための伝統です。星系基地の建設に必要な影響力を削減し、新規入植時にPOPが追加される恩恵は絶大です。ただし、拡張余地がなくなる中盤以降は腐りやすいため、取るなら1手目か2手目に限定されます。
■ 商業 「メガコーポ」や交易特化の帝国であればS Tierに跳ね上がります。交易価値から統合力や消費財を直接生み出す「貿易政策」を変更できるようになり、職人POPなどを減らして研究にリソースを全振りできる経済基盤を作れます。
■ 不屈 星系基地のアップグレードコスト削減と、防衛プラットフォームの強化に特化しています。「内向きの完全性」などの引きこもりプレイや、大量の星系基地で艦隊許容量を水増しするメタ戦術において非常に強力です。
■ 才能 リーダー特化帝国を作る際の要です。Ver 4.2環境において、リーダーの雇用コスト削減や寿命延長、そしてコンプリート効果での「リーダー初期特性+1」など、リーダーの「質」を極限まで高めるための強力な選択肢としてA Tierに位置しています。
B Tier(状況を選ぶが、ハマれば強い)
■ 調和 安定度の向上やリーダー寿命の延長など堅実なバフが揃っています。最も重要なのは「POP起因の帝国規模削減」です。後半、人口爆発によって技術コストが増大するのを防ぐために、中〜終盤での採用率が高い通常帝国向けの伝統です。
■ 同期 「調和」のゲシュタルト意識(集合意識・機械帝国)向けの代替伝統です。安定度(逸脱度)の管理やリーダー維持費の削減などに優れ、同じく帝国規模の抑制に貢献するため中盤以降で重宝します。
■ 支配 労働者や奴隷の産出量を底上げし、こちらも帝国規模の削減効果を持っています。権威主義的なプレイや、多数の労働者階級を抱える巨大帝国で効果を発揮します。
■ 多様性 「支配」の機械帝国向けの代替伝統です。POP組み立て速度の向上や維持費削減に直結するため、機械帝国にとってはA Tierに近い強力な性能を持ちます。
■ 適応 居住性の向上や、惑星の建造物スロットを無条件で+1する効果が強力です。ただし、他の強力な伝統(経済やリーダー特化)を差し置いてまで全7枠の取得枠を割くかは悩ましいポジションです。
■ 敵対 複数の隣国を「宿敵」に設定することで、統合力や研究力などの強烈なバフを得られる攻撃的な伝統です。全方位を敵に回すような好戦的なプレイなら採用価値が非常に高いです。
■ アーカイブ学 DLC「Grand Archive」で追加された新しい伝統。未領有星系の発掘拠点を調査できる能力や、大書庫(グランドアーカイブ)から得られる各種標本・遺物のバフ効果を最大化する内政寄りの性能を持ちます。大書庫を建造しないプレイスタイルでは無意味になるため、運用に依存するB Tier評価となります。
■ 物流 星系間の資源ネットワークや輸送の最適化に寄与し、広大な帝国の維持コストを削減する伝統です。領土が拡大する中盤以降の「広さ(Wide)」を支える縁の下の力持ちとしてB Tierに位置付けています。
C Tier(現状のメタでは優先度が最も低い)
■ 外交 【※要注意】 かつては「連邦を結成するため」に必須でしたが、現在のVer 4.2の仕様では連邦結成の解禁は社会学テクノロジーの研究に移行しています。この伝統を取得しても、そのテクノロジーが「確定の選択肢として出現する」だけであり、伝統枠を消費せずとも自力で研究を引くことが可能です。貴重な伝統枠を1つ潰す価値は薄く、メタ的にはC Tierとなります。
■ 政略 銀河コミュニティでの外交発言力を高め、決議を自分の思い通りに通すことに特化した伝統です。ロールプレイとしては楽しいものの、直接的な帝国強化(経済・軍事)に繋がりにくく、高難易度のAI戦や危機への対抗手段としてはパワー不足です。
■ 策略 暗号解読や回避率アップなどの恩恵がありますが、Stellarisの「諜報・スパイ活動」システム自体が現在そこまで決定的な強さを持っていないため、必然的にこの伝統の評価も最下位クラスに留まっています。
■ 家畜化 DLC「Grand Archive」で追加された、宇宙生物(スペースファウナ)の捕獲・繁殖・遺伝子改造に特化したユニークな伝統です。専用の特化艦隊を構築できる面白さはありますが、通常の艦隊運用を軸とするメタ環境においては汎用性に欠けるためC Tierの評価です。
まとめ
Ver 4.2環境においては、全20種へと拡大した通常伝統の中から「発見 or 拡張(序盤)」→「国造り・繁栄(内政・リーダー)」→「覇道(軍事)」を軸に構築していくのが最も安定するメタです。 特に外交システムの仕様変更や、新DLC要素によって各伝統の価値は大きく変動しているため、自国の強みを最大限に活かせる伝統を選択していきましょう!
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